こんにちは、グラウンドゴルフの面白さにすっかり夢中になっている私です。今回は、プレーの良し悪しを左右する、グラウンドゴルフにおける打ち方や右手の使い方について考えてみたいと思います。
普段プレーをしていて、飛距離が出なかったり、狙った方向にボールが転がらなかったりすることってありませんか。実はその悩み、右手の握り方やスイング中の動かし方が大きく関係していることが多いんです。
右手の正しい動かし方やコツを知ることで、ショットの安定感が驚くほど変わってきますよ。
ヤマト今回は、私なりに調べて納得した、右手の技術や活用法を分かりやすく整理しました。
【記事のポイント】
1.右手のセンサーとエンジンとしての役割と、効果的なグリップ形式
2.飛距離をぐんと伸ばすための、右肘の使い方のコツ
3.方向性を安定させ、引っ掛けやスライスなどのミスを防ぐ方法
4.傾斜地などの状況に合わせた、実践的な右手のコントロール術
グラウンドゴルフの打ち方で右手を活かす基本
まずは、グラウンドゴルフのショットを安定させるために欠かせない、右手の役割や基本的な握り方についてご紹介します。右手を上手に使うことで、驚くほど打球のコントロールがしやすくなりますよ。
- グリップ形式と手の連動性を高めるコツ
- 飛距離を伸ばす右肘の押し込み技術
- 方向性を安定させるフェース管理の基本
- クラブヘッドの重みを感じる指の添え方
- ハンドファーストで直進性を高めるコツ
グリップ形式と手の連動性を高めるコツ


グラウンドゴルフを始めると、最初に悩むのがクラブの「握り方(グリップ)」ですよね。実は、右手の位置や添え方によって、身体との一体感がガラリと変わるんです。右手は、左手の働きをサポートするという視点がとても大切かなと思います。
右手が勝ってしまいすぎると、せっかくの滑らかなスイング軌道がブレてしまうことがあるので、まずは基本のグリップ形式とそれぞれの力学的なメリットを正しく理解しておきたいところです。
一般的に、右手と左手をしっかり連動させるためのグリップ形式にはいくつかの種類があります。自分の手の大きさや力に合わせて選ぶのがおすすめです。
| グリップ形式 | 右手の配置と特徴 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| オーバーラッピング | 左手の人差し指と中指の間に右手の小指を乗せる | 右手の過剰な動きを抑え、方向性を安定させたい人 |
| インターロッキング | 右手の小指と左手の人差し指を絡める | 握力が比較的弱い方や、両手の一体感を重視したい人 |
| ベースボール(テンフィンガー) | 指を重ねず、野球のバットのように握る | 直感的な操作がしやすく、飛距離を出したい人 |
私は、右利きの方が右手に力を入れすぎてしまうのを防ぐには、オーバーラッピンググリップが一番馴染みやすいのではないかと感じています。これによって、左手主導の自然なスイングがしやすくなるメリットがありますね。
どのグリップが自分に合っているかは、実際に練習場で試してみるのが一番です。違和感がある場合は無理をせず、自分にとって最もリラックスして構えられる方法を見つけてみてくださいね。
グリップを選ぶ際の「力加減」のポイント
手の連動性を高めるうえで、意識したいのが「グリップ圧」です。握る力が強すぎると、肩や肘に余計な力が入ってしまい、上半身がスムーズに回りません。感覚としては、クラブが手からすり抜けない程度の強さ、よく「生卵を割らないように握る」と言われるような、絶妙な柔らかさを持つことが大切ですね。



右手の小指や薬指の力を少し抜くような意識を持つと、左手との一体感がぐっと増します。
飛距離を伸ばす右肘の押し込み技術


特に50メートルを超えるようなロングホールでは、ボールを遠くに運ぶためのパワーが必要になりますよね。このとき、右手は「飛距離を生み出すエンジン」としての役割を担ってくれます。
ただ力任せにクラブを振るだけでは、エネルギーがボールに伝わらず、かえって方向性を損なってしまいます。右手のパワーを正しくボールに伝えるための鍵となるのが、「右肘の動態」です。
ポイントになるのが、スイング中の「右肘の動かし方」です。バックスイングで軽く曲げた右肘を、ダウンスイングからインパクト(ボールに当たる瞬間)にかけて、目標方向に向かってまっすぐ力強く押し出すように伸ばしていくんです。これがヘッドスピードを上げるコツですね。
この押し込み動作を上手に行うためには、ダウンスイングのときに右肘が体から離れないよう、できるだけ脇に引きつけるように下ろしてくることが大切です。脇が締まることで、右手のパワーが外側に逃げず、効率よくボールへ伝わります。
ウェイターのポーズ(出前持ち)を意識する
右肘を正しく使うイメージをつかむために、バックスイングのトップ位置で「お盆を持っているウェイターのような形」を意識してみてください。手のひらが上を向くような形を作ることで、右脇が自然と締まり、正しいスイングプレーン(軌道)に乗りやすくなります。
この体勢から一気に肘を伸ばして押し込むことで、ボールに重いエネルギーをぶつけることができるようになります。



これが、ロングショットで飛距離を稼ぐための最大の秘訣ですね。
方向性を安定させるフェース管理の基本
どんなに遠くへ飛ばせても、ボールがあさっての方向に転がっていってはスコアがまとまりません。ここで重要になるのが、右手を「方向性を測る精密なセンサー」として使う意識です。ゴルフと違って、グラウンドゴルフではボールの転がり(直進性)がダイレクトに結果に影響しますから、フェース管理は命とも言える要素ですね。
スイングの際、右手のひらをクラブのフェース面(ボールが当たる面)と同じ向きだとイメージしてみてください。ボールを打ち出す方向に右手のひらを向けて押し出す感覚を持つと、自然とフェースが目標方向に正対しやすくなります。打つ瞬間に右手のひらでボールを目標へと押し運ぶような感覚を持つと、方向性が抜群に安定します。
また、右手を強く握りすぎてしまうと手首がガチガチに固まってしまい、スムーズなスイングができなくなります。かといって緩すぎるとインパクトの衝撃でフェースがブレてしまいます。小鳥をそっと包むような、ほどよい力加減で握ることが、手のひらのセンサー機能を最大限に活かすコツかなと思います。
「第二のフェース」としての右手のひら
練習方法として、クラブを持たずに右手のひらだけを動かしてみるのも有効です。アドレスの位置に立ち、バックスイングからフォロースルーまで右手のひらの向きを意識しながら腕を振ってみてください。
フォロースルーで右手のひらがしっかりと目標のホールポストを向いていれば、実際のクラブでもフェース面がスクエア(真っすぐ)に保たれている証拠になります。



これを数回繰り返してから、実際にクラブを握ると感覚がより鮮明になりますよ。
クラブヘッドの重みを感じる指の添え方


クラブを振るときに「ヘッドの重みを感じる」というのは、スイング軌道を安定させるためにもすごく大事な要素ですね。その感覚をつかむために、右手の親指と人差し指の使い方が役立ちます。実はこの2本の指は、クラブから伝わる振動や傾きを脳に伝えるセンサーの役割を果たしているんです。
アドレス(構え)の際、右手の親指と人差し指の付け根をきゅっと密着させてV字を作ります。このV字の向きが自分の右肩を指すようにセットするのが、スイング中のフェースの開きを抑えるための基本の形になります。この向きがずれてしまうと、スイング中にフェースが大きく開いたり閉じたりしてしまい、弾道が安定しなくなります。
さらに、人差し指を少しだけ離して、ピストルの引き金を引くような形(トリガー)にしてグリップに添えてみてください。こうすることで、スイング中にクラブが今どこにあるのか、ヘッドがどれくらいの重みで動いているのかを、人差し指の腹で敏感に感じ取ることができるようになるんです。
この指先の感覚が、ショットの微調整を助けてくれます。
なぜ「引き金」の形が重要なのか?
右手の指を揃えてぎゅっと握ってしまうと、ヘッドの重みが手に伝わりにくくなり、スイングの切り返しで力みが生じやすくなります。しかし、人差し指を「引き金」のように少し浮かせておくことで、バックスイングからトップに切り替わる瞬間に、クラブの重さが人差し指の付け根にしっかり乗る感覚が得られます。



この「乗る感覚」があることで、無理に手で振り下ろす必要がなくなり、ヘッドの自重を利用して滑らかに振り抜くことが可能になるんですね。
ハンドファーストで直進性を高めるコツ
ボールをまっすぐ力強く転がすためには、インパクトの瞬間にクラブヘッドよりも手元(グリップ)が少しだけ目標方向に先行している「ハンドファースト」の形を作るのが理想的と言われています。グラウンドゴルフでは、ボールの転がりを良くするために非常に有効な技術です。
ハンドファーストのメリット
- クラブのロフト角が立ち、ボールをしっかりと押し出すことができる
- 打球にきれいな順回転が加わり、芝の抵抗に負けない直進性が生まれる
- 手首の余計な動き(こねる動き)を防ぎやすくなる
インパクトのときに右手が早めに返って手首が折れてしまうと、ボールの上を叩くミス(チョロ)や、左に曲がる原因になってしまいます。右手首の角度を保ったまま、目標方向へ押し出すイメージを持つことで、きれいなハンドファーストの形が作りやすくなりますよ。
インパクト時の右手首のキープ方法
ハンドファーストをキープするために意識したいのは、バックスイングで作られた右手首の角度(やや手の甲側に折れた状態=背屈)を、インパクトを迎えるまで崩さないことです。インパクトの瞬間に右手首がまっすぐに戻りすぎたり、手のひら側に折れたり(掌屈)してしまうと、ヘッドが先に進んでしまいミスショットになります。



右手のひらで押し込みつつも、手首の角度だけは変えないという絶妙なバランスが、ボールの転がりの良さを引き出してくれます。
グラウンドゴルフの打ち方で右手のミスを防ぐ方法
次に、ついつい力んでしまいがちな右手が原因で起きる、よくあるミスとその対策について詳しく見ていきましょう。右手の動かし方を少し意識するだけで、ショットのブレを大きく減らすことができます。
- 引っかけの原因となる力みを抑える対策
- 脇の空きによるスライスを防ぐ握り方
- 傾斜地での正確な払い打ちと重心の安定
- クラブの太さと操作性の関係性を知る
- 総括:グラウンドゴルフの打ち方で右手を極める
引っかけの原因となる力みを抑える対策


打ったボールが狙いよりも、大きく左に曲がってしまう「引っかけ」のミス。これは、グラウンドゴルフを熱心に練習している人ほど、一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。特にプレッシャーがかかるホールポスト付近や、距離を出したいロングショットで頻発しやすいミスですね。
この引っかけの主な原因は、インパクトの瞬間に右手の力が強すぎて、クラブヘッドを急激に返してしまうことにあります。飛ばそうと力むあまり、右手主導でクラブを無理に引っ張ってしまうと、この現象が起きやすくなりますね。
利き手である右手は、どうしても「自分でボールをコントロールしたい」という意識が働きやすいため、無意識のうちに力が入ってしまうのが原因かなと思います。
右手のグリップ圧が強すぎると、手首が返る動きを止められなくなります。まずは、右手の指先だけでそっとクラブに触れるくらいの「脱力感」を意識してみてください。最初は心もとなく感じるかもしれませんが、体全体で振る感覚が身につくはずです。
右手一本での練習法とスライド素振り
脱力感を覚えるために、あえて右手だけでクラブを持って軽くボールを打つ練習もおすすめです。無駄な力を抜かないとクラブをコントロールできないため、いかに小さな力でヘッドを動かせるかが体感できます。



また、バックスイング時に右手をシャフトに沿って滑らせるように動かす「スライド素振り」も、右手の余計な引っぱりを防ぎ、クラブの重みだけで振る感覚を養うのに非常に効果的です。
脇の空きによるスライスを防ぐ握り方


引っかけとは逆に、ボールが右に曲がっていってしまうスライスや、そのまま右にまっすぐ飛んでしまうプッシュアウトのミスもあります。これもスコアを崩す大きな要因になりますよね。この場合、スイング中に「右脇が空いてしまっている」ことが原因と考えられます。
右肘が体から離れて脇が空いた状態でスイングすると、どうしてもクラブの軌道が外側から内側(アウトサイド・イン)に入ったり、逆に内側から外側へ極端に振り抜く軌道になってしまいます。
その結果、インパクトでフェースが開いたままボールを擦るように打ってしまいます。これを防ぐためには、右手の握り方を少しだけ「ストロンググリップ(フックグリップ)」気味に、調整してみるのも一つの方法です。
具体的には、構えたときに自分から見て右手の甲が少し下を向き、手のひらがやや上を向くようなイメージで握ります。こうすることで、脇が締まりやすくなり、スイング中にフェースが開きすぎるのを自然に防いでくれます。
脇を締めるための簡単な意識づけ
構える際、右腕の内側(肘の関節のシワができる部分)を少し上、あるいは外側に向けるようにセットしてみてください。これだけで、脇の下にほどよい緊張感が生まれ、スイング中に肘が外側に逃げてしまうのを物理的にブロックしやすくなります。



この状態で、右肩と左肩、そして両手が作る逆三角形の形を崩さずにテイクバックを始めると、驚くほど軌道が安定しますよ。
傾斜地での正確な払い打ちと重心の安定
実際のコースでは、練習場のような平らな場所ばかりではありません。上り坂や下り坂、左右の傾斜など、さまざまな状況で打つ必要がありますよね。そうした場所での、右手の使い方のポイントをまとめました。
| 傾斜の状況 | 右手の意識とスイングのコツ |
|---|---|
| つま先下がり | 右手首を少し縦に使い、コンパクトに振り下ろす |
| つま先上がり | 手首の動きを抑え、横方向に払うように打つ |
| 左足下がり | 右手の押し込みを抑えめにして、傾斜に沿って低く抜く |
| 左足上がり | 右足を軸に、目標方向に向かって右手を大きく伸ばす |
傾斜地では、平地と同じように振ろうとするとどうしてもバランスを崩してしまいます。傾斜に合わせて、右手をコンパクトに動かすのか、あるいは横に払うように動かすのかを意識すると、ミスを減らすことができますね。
つま先上がり・下がりのアジャストメント
特につま先下がりの傾斜では、ボールの位置が足元よりも低い位置にあるため、ついつい右手でボールをすくい上げようとしてダフリが出やすくなります。この場合は、右手首の角度をしっかりと保ったまま、体の前傾角度を変えずに「ダウンブロー気味」に振り下ろすことが、成功の鍵になります。



逆に、つま先上がりではボールが近くにあるため、右手で払い打つようにフラットなスイングを心がけると、斜面によるブレを最小限に抑えられます。
クラブの太さと操作性の関係性を知る
自分に合った打ち方を身につけるのと同じくらい、道具の特性を知ることも大切です。実は、使っているクラブのグリップの太さによって、右手の使いやすさや力み具合が変わってくるんです。手のひらの大きさや指の長さ、自分のスイングの癖に合わせて、グリップ選びにこだわるのも一つの楽しみですね。
一般的に、グリップが太いクラブは、指先の細かい動きを抑えやすくなるため、右手の余計な力が入りにくいという特徴があります。右手の力がどうしても強すぎて引っかけてしまう、という悩みがある方に向いていると言えます。
一方で、細いグリップのクラブは指先の感覚が伝わりやすく、細かいコントロールがしやすい反面、力みやすくなるリスクもあります。ご自身の体格や手の大きさに合わせて選ぶのが一番です。アシックスなどの主要メーカーからも様々なタイプが発売されていますので、実際に触って確かめてみてくださいね。
例えば、用具の規則などについては、公益財団法人日本グラウンド・ゴルフ協会などが定める基準に適合したクラブを使用することが推奨されています。
クラブ選びの際は、重さやバランスも重要です。重すぎるクラブはバックスイングで右手首に負担がかかり、力みの原因になります。正確な情報は各公式サイトをご確認いただくか、ゴルフショップの専門スタッフの方に相談しながら選ぶことをおすすめします。
グリップ径をカスタムすることのメリット
現在使用しているクラブのグリップが細すぎると感じる場合は、グリップテープを巻いて太さを調整するのもおすすめの方法です。特に右手の握る部分だけを少し太くすることで、右手の指先での「こねる動き」を物理的に抑制することができます。これにより、スイング中の手首の安定性が格段に向上し、方向性が良くなることも珍しくありません。



自分にぴったりな太さを見つけることは、スイング改善への近道でもありますよ。
総括:グラウンドゴルフの打ち方で右手を極める


ここまで、グラウンドゴルフにおける打ち方や右手の使い方について、さまざまな角度からご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。右手はただ強く打つためのものではなく、方向性を定める繊細なセンサーと、飛距離を伸ばすエンジンの両方の役割を持っていることが分かりましたね。
最後にもう一度、右手を活かすための大事なポイントをおさらいしておきましょう。
- 右手の基本は添えること。過度な力みを抑え、左手主導で振る感覚を持つ。
- 右肘をしっかり体に引きつけ、インパクトにかけてまっすぐ押し出すことで飛距離を伸ばす。
- 右手のひらを目標に向ける意識で、フェースの向きを正しくコントロールする。
- 引っ掛けやスライスが出る場合は、グリップの握り方や力加減を少しずつ調整してみる。
最初は難しく感じるかもしれませんが、普段の練習のときに少しずつ意識してみるだけで、ボールの転がり方が変わってくるのが実感できるはずです。ご自身のペースで、ぜひ楽しみながら試してみてくださいね。



グラウンドゴルフの技術向上を目指して、一緒にお互い頑張りましょう!

