ゴルフ場で、グリーン周りに数本のクラブを持っていく時に使うサブバッグ。セルフプレーでは本当に便利なんですけど、どうもデザインがしっくりこない…そう感じている方、結構多いんじゃないかなと思います。
「サブバッグって、なんだかダサいかも…」「もっとおしゃれな代用品はないかな?」と、100均(ダイソーなど)で何か使えそうなものはないか探したり、最近ゴルフギアにも力を入れているワークマンのアイテムをチェックしたり、いっそシンプルなトートバッグで代用できないかと考えたり。
私も、あのテカテカしたナイロン感や、ウェアとミスマッチな派手なロゴが、せっかく揃えたコーディネートと合わないなと、ずっとモヤモヤしていました。
最近は軽量化も進んで、デザインも洗練されたモデルが出てきてはいますが、今度はマナーの問題で、サブバッグ自体の使用を禁止するゴルフ場が増えているという話も耳にします。じゃあ、スタイルも機能も満足できて、マナー違反にもならない、スマートなゴルフサブバッグ代用の答えって、一体何なんでしょうか?
ヤマトこの記事では、単なる代用品のリストアップだけでなく、なぜ私たちが代用品を探してしまうのかという根本的な理由から、代用品を使う際に潜む法的なリスク、そしてゴルフ場で絶対に守るべきマナーまで、徹底的に掘り下げていきます。
【記事のポイント】
1.サブバッグが「ダサい」と感じる、本当の理由
2.100均やワークマンを使った、具体的な代用アイデア
3.代用品を使う際の、法的な危険性と必須マナー
4.スタイルと機能を両立する、スマートな結論
ゴルフのサブバッグ代用の動機は「ダサい」から?
まずは「なぜサブバッグの代用品を探してしまうのか…」という、私たちの本音の部分から見ていきましょう。機能的には便利なはずなのに、どうしてもしっくりこない。その理由と、具体的な代用品の候補をピックアップしてみました。
このセクションでは、ダサいと感じる具体的な理由から、100均、ワークマン、おしゃれなトートバッグまで、現実的な選択肢を深掘りします。
- サブバッグがダサいと感じる理由
- 100均(ダイソー)で探す代用品
- ワークマンの活用アイデア
- おしゃれ派のトートバッグ活用術
- ミニマリスト派のクラブホルダー
サブバッグがダサいと感じる理由


多くのゴルファーがサブバッグがダサいと感じる理由は、やっぱりその「見た目」「雰囲気」にあることが多いかなと思います。機能は二の次で、まずはスタイルを重視したいというニーズの表れですね。
デザインの古さと素材感
多くのサブバッグ(特に安価なモデルや古いモデル)は、実用性を最優先に設計されています。その結果、テカテカと光沢のあるナイロン素材、ゴルフウェアのトレンドとはかけ離れた派手すぎる色使いや、意味のない切り替えデザインが目立ちます。これが、全体のコーディネートから浮いてしまう最大の原因かもしれません。
「部活感」と生活感
必要以上に大きかったり、逆に小さすぎてクラブが数本しか入らなかったり。特に型崩れしたソフトタイプのバッグは、ゴルフの洗練されたイメージとは裏腹に、どうしても「部活の道具入れ」「お稽古事のバッグ」のような生活感を、強く想起させてしまいます。
景品・プロモーション品の問題
ゴルフ場のコンペやイベントで配布された、メーカーロゴや大会名が大きく入った景品(プロモーション品)を、そのまま使っているケースもよく見かけます。これらはデザイン性よりもコストや宣伝効果が優先されているため、使っている人が「ギアやスタイルにこだわりがない人…」という印象を、与えてしまいかねません。
最近のゴルファー、特にスタイルを重視する層は、「あえてゴルフ専用品ではないアイテム」を選ぶ傾向が強まっています。



アウトドアブランドの機能的なバッグや、アパレルブランドのシンプルなトートを選ぶ行為は、ゴルフ慣れしているという洗練された印象を周囲に与える、社会的シグナルとしても機能しているようです。
100均(ダイソー)で探す代用品


とりあえず試してみたいという時に、コストをかけずに試せるのが、100均(ダイソーなど)のアイテムを使ったDIYアイデアです。
一番有名なのは、清掃用具などを壁のポールにカチッと固定するための「ポール用ツールホルダー(AGAX)」かもしれません。これを、パターやウェッジなど数本のクラブのシャフトを束ねるクリップとして流用するアイデアです。
また、メッシュ素材のボール入れや、ナイロン製のシンプルな巾着袋を、クラブをまとめる簡易バッグとして使用する人もいます。園芸コーナーにある小さなツールバッグなども、工夫次第で使えるかもしれません。
100均代用の注意点
これらのアイデアは、あくまで「簡易的」なものです。耐久性はもちろん、クラブを保護する機能はほぼありません。そして何より、これらでクラブを束ねただけでは、クラブがむき出しの状態であることに変わりありません。



このむき出しの状態が、後述する法的なリスクを伴うため、特に練習場への行き帰りなど、公道での使用は推奨できません。
ワークマンの活用アイデア
ここ数年で一気にゴルフ市場に参入してきたワークマンも、有力な選択肢です。もともと作業現場で培われた「高機能・高耐久・低価格」のノウハウが、ゴルフ用品にも活かされています。
例えば、2023年に登場した「SBRゴルフラウンドバッグ」などは、本来は小物入れ(カートバッグ)ですが、そのタフな素材感と機能性は注目に値します。SBR(合成ゴム)素材による撥水性やクッション性、そして圧倒的な低価格は大きな魅力です。
もちろん、本物のサブバッグのようにクラブを5〜6本入れて、グリーン周りに運ぶ設計にはなっていません。



しかし、練習場に数本持っていくための簡易ケースとして、あるいはカートに置いておく小物入れとしての代用なら、かなり優秀な選択肢かなと思います。
おしゃれ派のトートバッグ活用術
スタイルを最優先する、ダサい問題を根本から解決したい派のゴルファーに人気なのが、ゴルフ用ではないバッグの活用です。
メリット:圧倒的なスタイル
具体的には、「モンベル(Montbell)」「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」といったアウトドアブランドの軽量トート、「L.L.Bean」のような定番キャンバストート、あるいは「無印良品やユニクロ」の極めてシンプルなランチトートなどが候補になります。
これらは軽量性、耐久性に優れ、デザインが洗練されています。ゴルフ用ではないからこその、こなれ感やこだわりを演出し、ウェアとのコーディネートも格段にしやすくなります。
デメリット:機能性の欠如
ただし、ここで絶対に勘違いしてはいけない重要な注意点があります。これらはあくまで「カートバッグ(ラウンドバッグ)」、つまり小物入れとしての代用がメインだということです。
当然、自立スタンドは付いていませんし、防水性も期待できません。高価なブランドバッグを、朝露や雨で濡れたラフの芝生の上に直置きしたくはないですよね。これが、実は次のセクションで解説する「最悪のマナー違反」を誘発する危険性もはらんでいます。
サブバッグだけでなく、ボールやティーを入れる「ボールケース」のデザインに悩んでいる方も多いと思います。こうしたトートバッグは、そうした小物類をまとめてカートに置いておく用途に最適です。



小物入れにこだわりたい方は、「ゴルフボールケースがダサいと感じる原因と選び方の工夫」についての記事も、参考にしてみてください。
ミニマリスト派のクラブホルダー


スタイルと機能のジレンマを解決する、最も現実的な代用品がこれかもしれません。バッグではなく、クラブ数本を「束ねる」ための専用ギアです。
プラスチック製などで作られた、「クラブホルダー」「クラブクリップ」と呼ばれるガジェットが、それにあたります。グリーン周りで使用頻度の高いパターやウェッジなど、3〜6本のシャフトやグリップ部分をカチッと挟んでひとまとめに固定できます。
これなら非常に軽量でコンパクト。使わない時はキャディバッグのポケットに入れておけますし、ベルトやバッグにぶら下げられるタイプもあります。
他にも、カラビナ(フック)付きのゴルフ用タオルを利用し、数本のクラブのグリップ部分をまとめて束ねる、あるいはタオルのクリップでパターカバーを保持する、といった上級者向けの裏技もあります。
これらのミニマリスト派のギアは、サブバッグの持つ「置き忘れ防止」と「グリーン周りでの数本持ち運び」という中核機能を、スタイルを大きく損なわずに(あるいは目立たずに)実現する、非常に機能的な代用品と言えるでしょう。



ただし、一部では「ルーティンが一つ増えて面倒」「クリップ自体を置き忘れた」という声もあり、慣れは必要かもしれませんね。
ゴルフのサブバッグ代用の必須知識とマナー
さて、ここまでスタイルやコスパの面から、様々な代用品を見てきました。でも、ここからがこの記事で一番大事な話です。代用品を選ぶ、あるいは代用もいらない手で持つという選択をする前に、絶対に知っておくべき「安全面のリスク」と「ゴルフ場でのマナー」があります。
これを知らないと、楽しいはずのゴルフが、取り返しのつかないトラブルや事故につながる可能性もあります。
- 危険!クラブむき出しの持ち運び
- サブバッグ禁止のゴルフ場が増加中
- 厳守!グリーン上で禁止の理由
- 同伴者に配慮したスマートなマナー
- 置き忘れ防止の工夫
- 【総括】最適なゴルフのサブバッグ代用とは
危険!クラブむき出しの持ち運び


「代用品もいらない…数本なら手で持てばいい」そう考えるのは自然ですが、特に練習場への行き帰りなどで、クラブをむき出しのまま公道を歩く・持ち運ぶのは、私たちが思う以上に危険な行為です。
なぜ「凶器」と見なされるのか
私たちゴルファーにとって、ゴルフクラブは大切な「スポーツ用具」です。しかし、ゴルフをしない一般市民や、任務に忠実な警察官の目には、むき出しのゴルフクラブ、特にアイアンは「鉄棒」「凶器」と見なされる可能性があります。
スポーツ用具であっても、例えば野球のバットや剣道の竹刀を、ケースに入れずにむき出しで持ち歩いていたら、周囲の人は不安を感じますよね。それと同じです。
軽犯罪法違反のリスクとは
ゴルフクラブは銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)の対象(銃や刃物)ではないため、これに違反することはありません。しかし、軽犯罪法違反に問われる可能性があります。
軽犯罪法のリスクに注意
軽犯罪法は、「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他人の生命を害し、又は人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者」を処罰の対象としています。(出典:e-Gov法令検索『軽犯罪法』第一条二号)
ゴルフクラブが、この鉄棒その他の器具と評価される可能性は、残念ながら否定できません。
実際に逮捕や罰金に至ることは稀だとしても、第三者からの通報や職務質問をきっかけに、警察署への任意同行や調書の作成といった、非常に面倒で時間のかかる事態に巻き込まれるリスクは確実に存在します。
対策は「袋に入れること」。それがおしゃれなトートバッグであれ、100均の巾着袋であれ、あるいは単なるビニール袋でも、袋に入っている状態にすることが、その物体がスポーツ用具であり凶器として即時使用する意図がないことを社会的に示す上で、非常に重要です。
※法律に関する解釈は状況により異なります。本記事は法的な助言ではありませんので、最終的な判断はご自身の責任で行い、不明点は専門家にご相談ください。
車内での扱いも注意
このリスクは車内でも同様です。トランクではなく、後部座席や助手席など「すぐに取り出せる場所」にむき出しのクラブを置いておくことも、職務質問の際などに問題視される可能性があります。



必ずトランクに入れるか、クラブケースに収納しましょう。
サブバッグ禁止のゴルフ場が増加中
そもそも論として、サブバッグ(セルフスタンドバッグ)自体の使用を禁止、あるいは強く制限するゴルフ場が増えている、という現実も知っておく必要があります。
理由は、次の項目で詳しく解説する「使用者のマナー違反」によるコース(特にグリーン)の損傷があまりにも多発しているからです。便利さの裏返しで、ゴルフ場側の芝生維持管理のコスト増や、他のプレーヤーからのクレームの原因になってしまっているんですね。
「代用品だからバレない」という考えは、絶対に通用しません。トートバッグであろうとクリップであろうと、ゴルフ場が定めたローカルルールには絶対に従う必要があります。



予約時やスタート前に、必ず公式サイトやマスター室で確認する習慣をつけましょう。
厳守!グリーン上で禁止の理由


サブバッグやその代用品を使う上で、最もやってはいけない最悪のマナー違反が「グリーン上に持ち込むこと」です。これはゴルフのルール以前の、絶対的な禁止事項です。
なぜグリーンオンが絶対ダメなのか
グリーンはゴルフ場の「聖域」であり、そのコースで最もデリケートに管理されている場所です。グリーンの芝生は非常に繊細で、わずかな傷でもボールの転がりに大きく影響します。
サブバッグのスタンド(脚)の先端でグリーンに穴を開けたり、バッグの底を引きずって芝を傷めたりする行為は、コースを破壊する行為に等しいです。一度ついた深い傷は、ボールマークのように簡単には修復できません。
サブバッグ(および代用品のトートバッグ等)は、必ずグリーン外(ラフや花道、カート道など)の、他のプレーヤーのラインや動線の妨げにならない場所に置かなければなりません。これはゴルファーとしての絶対的なルールです。
代用品が招く新たなリスク
ここで問題になるのが、H2-4で触れた「おしゃれなトートバッグ」です。スタンド付きのサブバッグよりも、むしろマナー違反を誘発する危険性が高いと私は考えています。
なぜなら、スタンドがなく、防水性もない高価なバッグを、朝露や雨で濡れたラフの上に置きたくない、汚したくないという心理が強く働くからです。その結果、「グリーンカラー(グリーンのすぐ外側)なら大丈夫だろう」「ちょっとだけグリーンの端に置こう」という甘えが生まれ、最悪のマナー違反につながる危険性が非常に高いのです。
代用品を選ぶということは、より高いレベルの自己管理とマナー意識が要求される、と心得ておくべきですね。



グリーン上での振る舞いは、ゴルフマナーの基本中の基本です。
同伴者に配慮したスマートなマナー


ルールブックには書かれていなくても、同伴者への配慮として求められる「上級者のマナー」が存在します。ある調査では、サブバッグ否定派(全体の約4分の1)が反対する最大の理由は、道具そのものではなく使用者のマナーにあると指摘されています。
カート運転の不公平感
否定派の意見で最も多いのがこれです。サブバッグユーザーはセカンドショット後、自分のバッグを持ってさっさとボール地点へ歩き出す傾向があります。その結果、カートの運転(ボール位置への移動、次のティーグラウンドへの移動)を、サブバッグを使わない他の同伴者が一方的に担う「不公平感」が発生している、という指摘です。
「二度手間」で逆に遅い?
プレーファスト(プレー時間の短縮)に貢献するというのが、サブバッグの最大のメリットのはずですが、否定派からは「逆に遅い…」という厳しい意見もあります。
クラブだけなら拾ってすぐに移動できるのに、サブバッグ使用者は「(1)クラブを拾う」「(2)バッグに収納する」「(3)バッグを持ち上げる」という、二度手間ならぬ三度手間の動作を行っており、本人は早いつもりでも、実際には組全体の進行を遅らせている、という見方です。
スマートな運用ルール
こうした不満を生まないためにも、以下の配慮は必須かなと思います。
1.カートの積載スペースは有限
乗用カートは、4人分のキャディバッグで満杯です。サブバッグの使用は、「1組に1人まで」が理想とされます。
2.事前の声かけ
スタート前に無断でカートに積み込むのではなく、同伴者やキャディさんにサブバッグ使いますねと一言断る、配慮が必要です。
3.行動基準
自分が便利かよりも「周囲に迷惑をかけないか」「組全体のプレーファストに貢献できているか」を基準に、行動することが、真の上級者のマナーですね。



サブバッグの運用が、「二度手間」になっていては本末転倒です。
置き忘れ防止の工夫
ここまで厳しい話が続きましたが、サブバッグ(やクリップ)の最大の利点の一つが「クラブの置き忘れ防止」であることも、また事実です。
特にゴルフ初心者のうちは、グリーン周りでアプローチに使ったウェッジや、パターを芝生の上に置きっぱなしにして、そのままカートに戻ってしまうミスが本当に頻繁に発生します(私も数え切れないほど経験があります…)。
サブバッグやクラブクリップという目印となる「必ず戻す場所」を作ることで、この置き忘れミスを劇的に減らすことができます。これは、特に初心者のゴルファーにとって、金銭的な損失(クラブの紛失)を防ぐだけでなく、プレーの進行を妨げないためにも、非常に大きなメリットと言えますね。



パターカバーの置き忘れを防ぐために、パターカバーホルダー(打つ時にお尻のポケットに入れておくアクセサリー)などを活用するのも、同じくらい重要な工夫です。
【総括】最適なゴルフサブバッグの代用とは


結局のところ、何が最適解なんでしょうか。
この問題を複雑にしているのは、「スタイル」「機能性」「安全性」「マナー」という、相反する要求をすべて同時に満たそうとすることにあります。
例えば、「おしゃれなトート」はスタイルと安全性はクリアしますが、機能とマナーに重大な欠陥があります。「クラブクリップ」は機能とマナーは優秀ですが、スタイルと安全性(むき出し運搬)は満たせません。ここで、各選択肢のトレードオフを一度整理してみましょう。
【提案】目的別・代用品メリット・デメリット比較
| 代用カテゴリー | 具体例 | ① スタイル | ② 機能性 | ③ 法的リスク | ④ マナーリスク | 総評 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スタイリッシュ派 | トートバッグ サコッシュ | ◎ (優) | ☓ (不可) (スタンドなし) | ◎ (安全) (袋に入っている) | ☓ (高リスク) (グリーン置きの危険) | レンジ/カート用。 コースでのクラブ運搬には不向き。 |
| ミニマリスト派 | クラブクリップ タオル | ☓ (不可) | ◎ (優) (軽量・特化) | ☓ (高リスク) (むき出し) | ◎ (安全) (手持ち同様) | 上級者向け。 スタイルを捨て機能とマナーを両立。 |
| 手で持ち運び | (代用なし) | ☓ (不可) | ◎ (優) (最速) | ☓ (最高リスク) (むき出し) | ◎ (安全) (手持ち) | 最速だが法的リスク大。 公道非推奨。 |
| 本物のサブバッグ | セルフスタンド | ☓ (不可) – △ (可) | ◎ (優) (自立・収納) | ◎ (安全) | ☓ (高リスク) (グリーン損傷) | 初心者向け。 置き忘れ防止。ルール厳守が絶対条件。 |
この比較表からもわかる通り、私たちが陥る最大の誤解は、「スタイル(小物入れ)」と「機能(クラブ運搬)」という二つの異なるニーズを、たった一つの代用品で無理やり解決しようとすることに、あるんだと思います。
【結論】スマートな「代用」の使い分け
1.カート / 練習場用(スタイル)
「おしゃれなトートバッグ」「ワークマンのラウンドバッグ」を、カートバッグ(ラウンドバッグ)として使用します。ボール、ドリンク、スマホ、予備のグローブなどを入れ、カートに常備。練習場への行き帰りも、これに入れれば法的リスクもクリアできます。
2.グリーン周り用(機能・マナー)
カートからボール地点へは、上級者のように必要な2〜3本を手で持ち運ぶのが、実は一番スマートでプレーファストです。もし置き忘れが心配なら、クラブクリップで束ねて持ち運ぶ。



この2つのシーンで役割を分離させることが、ダサく見えず、法的・マナー的な問題もすべてクリアする、最も洗練されたゴルフのサブバッグ代用の答えではないかなと、私は思います。
【参考】
>>ゴルフバッグカバーは100均で購入可能?販売店や代用アイデアとは
>>ゴルフバッグの郵送はコンビニが便利なの?料金や正しい方法を解説








