ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方は?基本と人気アイテム

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ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方は?基本と人気アイテム

ゴルフを始めたばかりの頃、私が地味に困ったのが「マーカーって、一体どこにどうやって付けておくのが正解なの?」という、疑問でした。特に最近主流のマグネットタイプは、帽子のツバに付けるのが一般的ですが、右側なのか左側なのか、あるいはもっとスマートな位置があるのか、意外と誰も教えてくれません。

なんとなく周りを見よう見まねで付けていたけれど、実は使いにくい位置にあってプレーのリズムを崩していたり、気づかないうちに大切なマーカーを落としてしまったり。さらには、おしゃれなデザインや人気キャラクターもの、レディース向けのかわいいアイテムなど種類も豊富で、どれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。

ヤマト

この記事では、そんなゴルフマーカーに関する素朴な疑問や不安を解消するために、私が実際に試行錯誤して学んだ「正しい付け方」やマナー、そして最新のトレンド情報までを余すことなくシェアしたいと思います。

【記事のポイント】
1.スムーズなプレーを実現する、利き手に合わせた装着位置
2.大切なマーカーを紛失から守る、正しい着脱テクニック
3.知っておかないと恥をかく、グリーン上でのマナーとルール
4.100均活用や人気ブランドなど、自分に合うマーカーの選び方

目次

ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方と基本

ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方と基本
Beyond the Fairway・イメージ

まずは、多くのゴルファーが愛用しているマグネット式クリップマーカー(ハットクリップ)の基本的な扱い方からお話しします。かつての押しピンタイプとは違い、磁石の力でカチッと固定できるこのタイプは、ポケットを探る手間がなく、サッと取り出せるのが最大のメリットですよね。

でも、ただ帽子のツバに挟めばいいというわけではありません。実は、プレーの流れを止めないための「理にかなった位置」や、帽子を傷めないためのちょっとしたコツが存在します。

ここでは、明日からすぐに使える実践的な装着テクニックと、知っておくべき基本知識を深掘りしていきましょう。

  • 利き手で決まる正しい装着位置
  • 落下を防ぐ上手な使い方と外し方
  • 帽子以外のどこにつける?ポケット等の活用
  • 恥をかかないルールとマナーの基礎
  • 帽子を汚さない錆対策と手入れ

利き手で決まる正しい装着位置

マーカーは右と左、どっちに付けるのが正解なのかという質問をよく受けますが、結論から言うと「利き手側のツバの外周」がベストポジションです。これには、人間工学的な動線と、プレー中の集中力を維持するための深い理由があります。

まず、動作の流れ(ルーティン)を考えてみましょう。私のような右利きのプレーヤーの場合、グリーン上でボールをマークする際、パターは左手に持ち、右手でマーカーを取り出してボールの後ろに置くのが最も自然な動作となります。

このとき、マーカーが帽子の右側のツバに付いていれば、右手を軽く上げるだけで最短距離でマーカーにアクセスできます。視線もそのままボールに向けたまま、スムーズに手を動かすことができるのです。

もし逆に、左側のツバにマーカーを付けていたとしましょう。すると、右手で取るためには顔の前を腕がクロスすることになり、どうしても動作が大きくなってしまいます。あるいは、パターを右手に持ち替えてから左手で取る、といった無駄な工程が発生するかもしれません。

ゴルフ、特にパッティングは「リズム」が命です。ほんの数秒、ほんの少しの動作の滞りが、集中力を削ぐノイズになることがあります。プロゴルファーの多くが、無駄のない所作で淡々とマークするのは、こうした「ノイズ」を極限まで排除しているからなんですね。

また、装着する場所として「ツバの外側寄り(耳に近い方)」を強くおすすめするのにも、明確な理由があります。もしツバの中央寄り(額の正面に近い位置)にマーカーを付けてしまうと、パッティングのアドレスに入ったとき、重大な問題が発生します。パッティングでは深く前傾姿勢をとりますよね。

その際、ツバの先端付近に付いているマーカーが、視界の上部にチラチラと入り込んでしまうのです。カップを狙うために集中力を高めている最中に、目の端で何かが光ったり動いたりするのは非常にストレスになります。

これを防ぐために、私はいつも「利き手側の、できるだけ視界に入らない外側の位置」に付けるように徹底しています。左利きの方は、もちろんこのすべてが逆、左側の外周が定位置になります。

メガネやサングラスとの干渉にも注意

補足ですが、メガネやスポーツサングラスを着用している方は、ツバの根元すぎるとメガネのテンプル(つる)とクリップが干渉してしまうことがあります。一度帽子を被り、サングラスをかけた状態で、カチャカチャ当たらない「ベストな外側位置」を探ってみてください。

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この微調整が、快適なラウンドへの第一歩です。

落下を防ぐ上手な使い方と外し方

落下を防ぐ上手な使い方と外し方
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お気に入りのブランドマーカーや、思い出の詰まったマーカーをラウンド中に落としてしまったときのショックといったらありません。特にマグネット式は、手軽で便利な反面、カート走行中の風圧や、同伴者とぶつかったときの衝撃などで外れてしまうリスクが常に付きまといます。

ですが、正しい扱い方を知っているだけで、そのリスクは劇的に減らすことができるんです。

まず装着時のポイントですが、クリップを帽子のツバに差し込むときは、「必ず奥まで水平に」グッと押し込んでください。ツバの厚みによっては入りにくいこともありますが、中途半端に浮いている状態が一番危険です。クリップのバネが効いていないと、少し首を振っただけで遠心力で飛んでいってしまいます。

そして、ここからが最も重要な「外し方」のテクニックです。皆さんはマーカーを使うとき、台座からマーカー本体をどのように取り外していますか?もし、垂直に引っ張り上げているとしたら、それは落下の原因を作るNG動作かもしれません。最近のマーカー、特にネオジム磁石を採用しているものは磁力が非常に強力です。

垂直に引っ張ると、その力に台座のクリップ力が負けてしまい、マーカーと一緒に台座ごと帽子から外れてしまう事故が多発するのです。「マーカーを取ろうとしたら、台座ごと飛んでいって芝生の中に消えた…」という悲劇は、この動作が原因です。

外すときの正解は「横スライド」

親指の腹を使って、マーカーを横方向にズラすようにスライドさせて、外してみてください。こうすることで、磁石の吸着力を断ち切りながら、クリップ(台座)にかかる引っ張り負荷をほぼゼロにすることができます。

具体的なイメージとしては、親指でマーカーをツバの外側に向かって滑らせて、落とすような感覚で手に取ります。この「スライド着脱」をマスターすれば、台座がズレたり外れたりすることはまずありませんし、何より所作がスマートで上級者のように見えます。

また、冬場にニットキャップを被る場合や、ツバが極端に分厚いキャップの場合は、クリップが広がりすぎてバネが弱くなることがあります

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一度広がってしまったクリップは保持力が戻りにくいので、使用前に手でグッと挟んで調整するか、厚手の生地に対応した専用のマーカーを用意するのが無難です。

帽子以外のどこにつける?ポケット等の活用

今日は髪型が崩れるから、サンバイザーもキャップも被らないという日や、帽子にお気に入りのマーカーの跡がつくのが嫌だという場合もありますよね。あるいは、夏場は帽子を被るけれど、冬はイヤーマフだけ、というケースもあるでしょう。

そんなときは、帽子以外の場所に付ける「オルタナティブ・スタイル」を、取り入れてみましょう。意外と理にかなった場所が、たくさんあります。

一番手軽で多くのプロも実践しているのが、パンツやスカートのポケットの縁(ふち)にクリップを挟む方法です。この場所の最大のメリットは、パッティングラインを読むためにしゃがむ動作と連動しやすいことです。しゃがみながら自然と腰元に手がいくので、スムーズにマークできます。

ただし、デメリットもあります。

乗用カートに座ったときや、昼食時に椅子に座った拍子に、太ももやお腹と干渉してクリップが外れ落ちてしまうリスクが高いのです。私はこれで何度かマーカーを失くしかけたので、ポケットの縁に付けるときは、必ず「体の外側(脇の縫い目付近)」に付けるようにしています。

また、最近のトレンドとして、ポケットの中にクリップごと収納してしまう「ポケットマーカー」や、ベルトループに引っ掛ける専用の「マーカーホルダー」も人気です。これらは脱落のリスクが極めて低く、ファッションのアクセントにもなります。

男性ゴルファーには、ベルトそのものに挟むスタイルも人気ですね。腰の真後ろや側面に付けておけば、スイングの邪魔にもならず、重厚感のある大きめのマーカーでも気になりません。

変わり種としては、ゴルフシューズの靴紐や甲の部分に付ける方法があります。これは機能面で言えば最強かもしれません。グリーン上でボールをマークするとき、私たちの手は地面に近づきますよね?つまり、足元にマーカーがあれば、手の移動距離はほぼゼロ。究極の時短テクニックです。

ただ、どうしても芝や泥汚れ、バンカーの砂などが付着しやすい場所なので、キラキラした装飾系のマーカーには不向きかもしれません。

パターのグリップエンドへの装着は要注意!

昔からあるスタイルで、パターのグリップ後端にある穴に画鋲のようなピンを差し込むタイプがあります。持ち運びの手間がなく便利に見えますが、個人的には全くおすすめしません。なぜなら、マーカーのピンがグリップエンドの防水シールを突き破ってしまい、そこから雨水や湿気がシャフト内部(スチールシャフト)に侵入してしまうからです。

結果、見えない内側からサビが進行し、最悪の場合、スイング中にシャフトが折れるという危険な事故につながる可能性があります

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もし、帽子以外の場所に付ける代用品や、身近なものでマーカーを作る方法、あるいは100均アイテムを活用したアイデアにも興味がある方は、下記の記事でさらに詳しく解説しているので参考にしてみてください。

ゴルフマーカー代用の注意点って?ルールに基づいたアイテムと選び方

恥をかかないルールとマナーの基礎

恥をかかないルールとマナーの基礎
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ゴルフマーカーは、単に自分のボールの場所を忘れないための目印ではありません。競技の公平性を担保するための重要な、法的デバイスでもあります。プライベートなラウンドであっても、最低限のルールとマナーを知っておかないと、同伴者を不快にさせたり、知らず知らずのうちにペナルティを受けてしまったりすることがあります。

知らなかったで恥をかかないよう、ここでしっかりと基本を押さえておきましょう。

まず大原則として、ボールを拾い上げる前にマークする位置は、「ボールの直後(ホールの真後ろ)」と決まっています。JGA(日本ゴルフ協会)のゴルフ規則でも、ボールマーカーはボールのすぐ後ろに置くことが推奨されており、横や前に置くことは推奨されません。

正確なリプレース(ボールを元の位置に戻すこと)を妨げる原因になるからです。だいたいこの辺でいいやと適当に置いたり、カップに近づくようにボールの前方に置いたりする行為は、たとえ悪気がなくてもインチキをしたと疑われても仕方のない重大なマナー違反です。

次に、グリーン上で頻繁に発生するのが、「自分のマーカーが同伴者のパッティングライン(ボールが転がる予定の線)上にある」というケースです。この場合、そのままにしておくと同伴者の邪魔になってしまうため、マーカーを一時的に移動させる必要があります。手順は、以下の通りです。

  • 同伴者に「マーカー動かします」とはっきり声をかける。
  • パターヘッドのヒール(かかと側)などをマーカーに合わせ、木や看板など「動かない目標物」を基準にして、ヘッド1つ分(またはそれ以上)横にずらす。
  • 同伴者が打ち終わったら、必ず元の位置に戻してからボールを置く。

ここで最も恐ろしいのが、「戻し忘れ」です。ずらしたマーカーを元の位置に戻さずにプレーしてしまうと、誤所からのプレーとなり、ストロークプレーでは2罰打(マッチプレーではそのホールの負け)という非常に重いペナルティが科されます。2打も損をするなんて、精神的ダメージが大きすぎますよね。

私も初心者の頃、緊張して戻し忘れたことがあり、同伴者に指摘されて真っ青になった経験があります。それ以来、マーカーをずらしたときは、マーカーを裏返しに置いておく(デザインを変えて違和感を出す)などして、自分自身に「戻せ!」と合図を送る工夫をしています。

ちなみに、ルール上使用できるマーカーは人工物である必要があります。小石や落ち葉を使うことは認められない場合があります。また、水平器(水準器)が付いているマーカーなど、プレーを補助する機能がついたものは、公式競技では使用が禁止されています。

このあたりの「使っていい道具・ダメな道具」の境界線については、以下の記事で詳細に掘り下げていますので、競技志向の方はぜひチェックしてください。

水平器付きゴルフマーカーの使用ルールって?注意点と活用ポイント

ルールの詳細な定義

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ボールマーカーの定義や、マークの手順に関する正式なルールについては、日本ゴルフ協会(JGA)の公式サイトで確認することができます。

(出典:JGA日本ゴルフ協会『2023ゴルフ規則』

帽子を汚さない錆対策と手入れ

お気に入りの白いキャップのツバに、いつの間にか茶色いシミがついて取れない…なんて悲しい経験はありませんか?洗っても落ちにくいそのシミの正体、実はクリップマーカーの「錆(サビ)」であることが多いんです。

ゴルフは屋外スポーツなので、突然の雨に降られることもあれば、夏場は大量の汗をかきます。鉄をベースにしたクリップマーカーは、こうした水分や汗に含まれる塩分が付着したまま放置されると、驚くほどのスピードで腐食が進行します。

この錆のメカニズムは「電解腐食」と呼ばれるもので、メッキ加工の微細な隙間から水分が入り込み、内部の鉄が酸化して赤錆となり、それが表面に浮き出てくるのです。一度帽子に錆が移ってしまうと、繊維の奥まで入り込んでしまうため、完全に取り除くのは至難の業です。

これを防ぐ唯一にして最強の方法は、「ラウンドが終わったら、クラブハウスに入る前に必ず帽子からマーカーを外す」こと。これに尽きます。また次に、使うから付けっぱなしでいいやという油断が命取りです。私は、ゴルフ場の駐車場に着いたらまずマーカーを外し、キャディバッグのポケットなどの定位置にしまう習慣をつけています。

そして帰宅後のケアも、重要です。外したマーカーは、乾いた布やティッシュで水分、汗、泥汚れをしっかり拭き取ります。特にクリップの隙間は水分が残りやすいので念入りに。もし雨のラウンドだった場合は、ドライヤーの冷風を当てて完全に乾燥させるのも効果的です。

さらに、月に一度くらいの頻度で、ホームセンターなどで売っているシリコンスプレーや防錆オイルを薄く塗ってコーティングしてあげると、見違えるほど長持ちしますよ。

真鍮(しんちゅう)製品の「緑青」に注意

ゴールド色で、アンティークな雰囲気がおしゃれな真鍮製のマーカーは、鉄の赤錆とは違う注意が必要です。真鍮は銅と亜鉛の合金なので、酸化すると「緑青(ろくしょう)」という青緑色の錆が発生します。人体に毒性はありませんが、これが白いウェアや指先に付くと、鮮やかな青緑色が移ってしまい非常に厄介です。

もし緑青が出てきたり、輝きが曇ってきたなと感じたら、家庭にある「お酢」「クエン酸水」で軽く磨いてみてください

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酸の力で酸化膜が取れ、購入時のようなピカピカの輝きが戻ります。

ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方と選び方

ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方と選び方
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ここまでは付け方や、機能・メンテナンスといった実用面にフォーカスしてきましたが、ゴルフマーカーの魅力はそれだけではありません。今やゴルフマーカーは、ウェアやシューズと同じくらい重要な「ファッションアイテム」へと進化を遂げています。

帽子にキラリと光るワンポイントがあるだけで、コーディネート全体の印象がグッと引き締まりますし、自分の個性をさりげなく主張できる絶好のキャンバスでもあります。

後半では、今検索されている人気のトレンドや、ギフトにも使える選び方のヒントをご紹介していきましょう。

  • おしゃれで人気の高いブランドの傾向
  • レディースに流行のジュエリータイプ
  • スヌーピーなど人気キャラクターの魅力
  • 100均グッズで自作するマーカー
  • プレゼントに最適な名入れデザイン
  • ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方総括

おしゃれで人気の高いブランドの傾向

ゴルフウェアがカジュアル化・多様化しているのに合わせて、マーカーもブランドで統一するトータルコーディネートを楽しむ人が増えています。たかがマーカーと思わず、ここにこだわることこそがおしゃれゴルファーへの近道です。

例えば、「MARK & LONA(マーク&ロナ)」「Briefing(ブリーフィング)」「V12(ヴィ・トゥエルヴ)」といったラグジュアリー&スタイリッシュなブランドのマーカーは、もはやジュエリーのような存在感を放っています。

スカルモチーフやカモフラージュ柄など、エッジの効いたデザインが多く、持っているだけでこだわってるなという、ステータスを感じられるアイテムです。価格帯は数千円から高いものでは10,000円近くするものもありますが、その分作りが精巧で、コンペの優勝景品などにも鉄板の人気を誇ります。

一方で、スコアアップを至上命題とするシリアスなアスリート志向の方には、「Titleist(タイトリスト)」「Callaway(キャロウェイ)」「TaylorMade(テーラーメイド)」といった、クラブメーカーの純正品が根強い人気です。

これらは決して派手ではありませんが、グリーンの上での視認性が計算されていたり、パッティングのラインが読みやすいようにアライメント(線)が入っていたりと、実戦的な「機能美」が光ります。私も競技に出るときは、あえてシンプルなメーカーロゴのマーカーを選んで、気持ちを引き締めるようにしています。

ウェアと小物のブランド合わせに悩む方は、下記の記事も参考にしてみてください。

ゴルフウェアのブランドはバラバラでもOKなの?お洒落コーデ術とは

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全身同じブランドでガチガチに固めなくても、おしゃれに見せる「外し」のテクニックがあるんです。

レディースに流行のジュエリータイプ

レディースに流行のジュエリータイプ
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女性ゴルファーの市場拡大に伴い、マーカーのデザイン革命とも言える変化が起きています。もはやマーカーは目印ではなく、アクセサリーの一種として認識されているのです。

特に人気なのが、スワロフスキーやラインストーンをふんだんに敷き詰めた「デコ系」「キラキラ系」のクリップマーカーです。これらは単に、かわいいだけではありません。

太陽の光を反射してキラキラと輝くため、遠くからでも自分のボール位置が一目でわかるという、意外な実用性も兼ね備えているんです。曇りの日や夕暮れ時でも見失いにくいのは、大きなメリットですね。

また、最近のトレンドとして注目なのが「ネックレスタイプ」や、「ブレスレットタイプ」のマーカーです。これらは磁石の台座がペンダントトップやブレスレットの一部になっており、そこからマーカーを取り外して使います。

これなら、サンバイザーを被らないヘアスタイルの日でも問題なく携帯できますし、パッティングのたびに首元からマーカーを外す仕草が、エレガントで素敵と評判です。

さらに、ネイルアートをしっかり楽しんでいる女性ゴルファーならではの悩みとして、薄いコイン型のマーカーだと、長い爪が邪魔して地面から拾い上げにくいという問題があります。これを解決するために、マーカーの中央に立体的なストーンや突起がついている、「爪を傷めないデザイン」のものが増えています

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こうした細やかな配慮がされたアイテムを選ぶのも、快適にプレーするための賢い選択と言えるでしょう。

スヌーピーなど人気キャラクターの魅力

競技ゴルフのようなピリピリした雰囲気は苦手、リラックスして楽しくラウンドしたいという方にぴったりなのが、キャラクターもののマーカーです。検索トレンドを見ても、「スヌーピー(PEANUTS)」「ポケモン」「ちいかわ」「ミニオンズ」といったキーワードは、常に上位にランクインしています。

他にも「天才バカボン」「ワンピース」「ドラゴンボール」など、アニメや漫画のキャラクターマーカーは、世代や性別を超えて愛されています。

これらキャラクターマーカーの最大の魅力は、同伴者との会話のきっかけになることです。初対面の人とのラウンドや、会社の上司との接待ゴルフなどは、どうしても緊張して会話が弾まないことがありますよね。

そんなとき、帽子のツバにかわいいスヌーピーや、懐かしのアニメキャラが付いていれば、「あ、そのマーカーかわいいですね!」「実は私、このキャラの世代でして…」なんて話から、一気に場が和むことがよくあります。

私自身、何度かこのキャラマーカー効果に助けられた経験があります。

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ゴルフはコミュニケーションのスポーツでもあるので、自分の「好き」を表現できるアイテムを取り入れるのは、スコアアップと同じくらい大切なことかもしれません。

100均グッズで自作するマーカー

100均グッズで自作するマーカー
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高いブランド品じゃなくても自分だけのオリジナルが欲しい、もっと安く済ませたいというDIY精神あふれるゴルファーの間では、100円ショップのアイテムを活用した自作マーカーが、密かなブームになっています。工夫次第で、世界に一つだけのマーカーが数百円で作れてしまうのです。

作り方は意外と簡単です。まず、ダイソーやセリアなどの文具コーナーで、強力な「ネオジム磁石」を購入します。そして、土台となるクリップには、大きめの「ダブルクリップ」「ゼムクリップ」、あるいはマネークリップなどを流用します。

マーカー本体としては、手芸コーナーにある「くるみボタンキット」を使って好きな布地でボタンを作ったり、お気に入りのキャラクターの缶バッジの裏に、接着剤で磁石や金属プレートを貼り付けたりします。

特に缶バッジを使ったリメイクは簡単で、推しのアイドルやアニメキャラのマーカーを量産できるため人気です。ただし、紙製のバッジなどは雨に濡れるとすぐにダメになってしまうので、表面に防水ニスやレジンを塗ってコーティングするなどのひと工夫が必要です。

カジノチップも人気ですが…

海外のカジノで使用されるチップを模した、大きくて見やすい「カジノチップマーカー」も人気ですが、これらはプラスチックやセラミック製で、磁石に付かないものがほとんどです。そのため、帽子のツバに付けるクリップ式としてではなく、ポケットに入れて使用するスタイルが前提になります。

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「買ったけど帽子に付かなかった!」という失敗が、ないよう注意してくださいね。

プレゼントに最適な名入れデザイン

最後にご紹介したいのが、ギフトとしてのマーカー選びです。ゴルフ好きの方へのプレゼントって、クラブやウェアは好みやサイズが難しいので結構悩みますよね。その点、マーカーならいくつあっても困りませんし、サイズも関係ないので、失敗が少ない「鉄板ギフト」と言えます。

特に喜ばれるのが、金属プレートにレーザーで名前を刻印する「名入れマーカー」や、送った写真を元にイラスト化してくれる「似顔絵マーカー」などの、カスタムオーダー品です。

これらは、還暦祝いの赤いちゃんちゃんこ代わりに贈ったり、ホールインワン記念として仲間に配ったり、退職祝いとして上司に贈ったりと、人生の節目を彩るプレゼントとして選ばれています。

名入れには、実用的なメリットもあります。それは「紛失防止」です。もしコースでマーカーを落としてしまっても、名前が入っていれば、拾った人がマスター室に届けてくれた際、手元に戻ってくる確率が格段に高くなります

ヤマト

「落としても戻ってくるように」という願いを込めて、大切な人に世界に一つだけのマーカーを贈ってみてはいかがでしょうか。

ゴルフマーカーマグネットの帽子への付け方総括

たかがマーカー、されどマーカー。直径数センチの小さなアイテムですが、そこにはプレーを快適にする機能性や、ゴルファーとしてのマナー、そして個性を表現する楽しさがぎっしりと詰まっています。

今回ご紹介した内容を、最後に分かりやすくまとめておきましょう。

ポイント重要な内容
装着位置利き手側のツバの外周(右利きなら右側)。パッティング時の視界の邪魔にならないよう、できるだけ外側(耳寄り)に付けるのが鉄則。
外し方垂直に引っ張るのはNG(台座ごと外れる原因)。親指の腹で「横にスライド」させてスマートに手に取る。
メンテナンス使用後は必ず帽子から外し、水分や汗を拭き取る。これを怠ると「サビ」で帽子が汚れる。真鍮の緑青にも注意。
マナーボールの「真後ろ」に置くのがルール。ライン上からずらした場合は、必ず元の位置に戻す(戻し忘れは2罰打!)。

帽子への正しい付け方を知り、自分に合ったお気に入りのマーカーを選ぶことができれば、次のラウンドは今まで以上にスムーズで、心躍るものになるはずです。

ヤマト

ぜひ、あなただけの最高の相棒(マーカー)を見つけて、グリーンの上での時間を思い切り楽しんでくださいね。

【参考】
>>ゴルフマーカー代用の注意点って?ルールに基づいたアイテムと選び方
>>水平器付きゴルフマーカーの使用ルールって?注意点と活用ポイント

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