ゴルフを始めようとして中古ショップに行ったり、友人からクラブを譲り受けたりしたとき、まず最初に迷うのがゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方ではないでしょうか。一見するとどれも同じように見えるかもしれませんが、実は明確な違いがあるんです。
自分に合わないクラブを使ってしまうと、上達を妨げるだけでなく、変な癖がついてしまうこともあるので注意が必要ですね。この記事では、初心者の方でも迷わずに済むようなゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方の基本から、ちょっとマニアックなパーツの知識まで、私なりに分かりやすくまとめてみました。
ヤマトこれを読めば、レフティの方も右打ちの方も、自分にぴったりの道具を自信を持って選べるようになるはずです。
【記事のポイント】
1.フェースの向きやヘッドの配置による、基本的な目視確認方法
2.刻印やメーカー独自のマークを使った、確実な識別手順
3.可変式スリーブやグローブなど、周辺アイテムの注意点
4.利き目や身体の動きといった、スイングに及ぼす影響の理解
初心者必見!ゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方
まずは、誰でもすぐに実践できる基本的なチェックポイントから見ていきましょう。ゴルフクラブは左右非対称に作られているので、視覚的な特徴さえ掴めば一瞬で判断できるようになりますよ。ここでは、物理的な形状の違いや、メーカーが施している識別サインについて詳しく掘り下げていきます。
- フェースの向きと飛球線方向で確認する基本の判別法
- 垂直に立てたシャフトとヘッドの配置で見分けるコツ
- 刻印やRH・LHの記号で確実に機材を識別する手順
- 右利き用と左利き用で逆転するグローブの装着ルール
- ロフト角が小さいパターの形状を正確に判断する方法
フェースの向きと飛球線方向で確認する基本の判別法


ゴルフクラブを識別する上で最もシンプルかつ確実なのが、フェース(ボールを打つ面)がどちらを向いているかを確認することです。ゴルフという競技は、野球のバットやテニスのラケットとは異なり、道具そのものが左右どちらかで打つことを前提に設計されています。そのため、フェースの向きは識別のための最大のヒントになるんですね。
右利き用のクラブは、アドレス(構え)の姿勢をとったときに、フェース面が自分から見て左側、つまりターゲット(飛球線)方向を向くように設計されています。これに対して左利き用のクラブは、フェース面が右側を向く構成になっています。
これはドライバーからアイアン、ウェッジにいたるまで、すべてのクラブカテゴリーにおいて不変の原則です。
もし、目の前にあるクラブがどちら用か分からなくなったら、まずは自分の足元に置いて、ターゲットに向かって構えるフリをしてみてください。そのときに、「違和感なくボールを打てる方向に面が向いているか」を確認するのが一番確実です。
形状の非対称性が生む物理的な理由
なぜこれほど明確に分かれているのかというと、ゴルフのスイングにおける「慣性モーメント」や「重心設計」が、左右非対称な動きを前提としているからです。クラブヘッドは、シャフトの延長線上ではなく、少しズレた位置に重心が来るようになっています。
右利き用を左打ちで使おうとすると、この重心位置が逆転してしまい、まともにボールを飛ばすことができません。単に見た目が違うだけでなく、物理学的にもその方向でしか機能しないように作られているのが、面白いところですね。
構えてみたときに、「左を向いていれば右打ち用」「右を向いていれば左打ち用」と覚えるのが、一番手っ取り早いですね。



初心者の方は、まずこの「面がどこを向いているか」という直感を、大切にしてください。
垂直に立てたシャフトとヘッドの配置で見分けるコツ


構えてみても、いまいちピンとこないという場合もありますよね。特にロフト角が小さいクラブだと、面がどちらを向いているのか判別しにくいことがあります。そんなときは、クラブを地面に対して垂直に立ててみてください。このとき、シャフトの軸に対してヘッドがどちら側に飛び出しているかを見るのが、失敗しない見分け方のコツです。
具体的には、グリップエンド(持ち手の端)を持って、シャフトが地面から真っ直ぐ空に向かって伸びるように保持します。この状態でヘッドを観察したとき、シャフトの左側にヘッドが位置していれば右利き用、右側に位置していれば左利き用です。これは、ヘッドの重みをスイングの回転方向に効率よく伝えるための構造的な配置基準なんです。
この方法を知っていれば、例えばパターのようにフェースの向きが数度しか違わないような繊細なクラブでも、一目で「あ、これはレフティ用だ」と見分けることができますよ。
構造から見る左右のバランス
この配置の違いは、実はアイアンの「ホーゼル(シャフトを差し込む穴)」の部分をよく見るとより分かりやすいです。右打ち用は、シャフトが左から入って右側にフェースが広がる形になっています。
一方の左打ち用はその鏡写しです。この構造の違いを一度頭に入れておくと、ゴルフショップの棚に並んでいる大量のクラブの中からでも、自分の利き手に合うものを瞬時に見つけ出せるようになります。私自身も最初は戸惑いましたが、この「垂直立て」をマスターしてからは、迷うことが一切なくなりました。



お店でクラブを見るとき、ついフェース面ばかりに注目しがちですが、シャフトとヘッドの関係性に目を向けると、より構造的な理解が深まりますよ。
刻印やRH・LHの記号で確実に機材を識別する手順


最近のゴルフクラブは、見た目の形状だけでなく、明確な刻印によっても判別が可能になっています。メーカー側もユーザーの誤認を防ぐために、様々な識別サインを施しているんです。最も一般的なのは、ヘッドのソール(底面)やシャフトの根本付近に刻まれた、「RH(Right Hand)」または「LH(Left Hand)」というアルファベット表記です。
基本的にはこの刻印を探せば間違いありません。しかし、中にはメーカー独自の工夫を凝らしているブランドもあります。例えば、PING社の製品は非常に親切な設計がなされています。
可変式スリーブ(シャフトの付け根にある調整パーツ)のポジションを示すマークにおいて、右利き用は通常の「丸型(円形)」の表記を採用していますが、左利き用は視覚的に判別しやすい「編み目状(メッシュ構造)」の、円形表記になっています。
このような微細なデザインの相違は、特に多くのシャフトを管理するプロや、こだわりの強いアマチュアゴルファーにとって、迅速かつ正確に機材を識別するための重要な要素となっているんですね。
メーカーごとの識別傾向を知る
海外ブランドのテーラーメイドやキャロウェイなどでも、スペックシールやシリアルナンバーの近くに「LH」と記載されていることが多いです。逆に、何も書いていない場合は、圧倒的多数派である右利き用であると判断してほぼ間違いありません。
| 識別項目 | 右利き用(RH) | 左利き用(LH) |
|---|---|---|
| 一般的な刻印 | 「RH」と表記 | 「LH」と表記 |
| PING製スリーブ | 通常の丸型マーク | 編み目状の丸型マーク |
| 配置構造 | シャフトの左側にヘッド | シャフトの右側にヘッド |



中古品を購入する際は、これらの刻印が摩耗して消えていないか、あるいはカスタムシャフトに差し替えられた際に識別のためのシールが剥がされていないか、注意深くチェックすることをお勧めします。
右利き用と左利き用で逆転するグローブの装着ルール


クラブの見分け方と切っても切れない関係にあるのが、ゴルフグローブの選び方です。初心者の方が最も間違いやすいポイントの一つが、実はこのどちらの手にグローブをはめるかというルールなんですね。結論から言うと、ゴルフでは「利き手とは逆の手(リードする側の手)」にグローブを装着するのが基本原則です。
具体的には、右打ち(右利き用クラブ使用)の方は、スイングの軸となり、クラブをコントロールする役割を担う「左手」にグローブを装着します。これに対して、左打ち(レフティ)の方は「右手」にグローブを装着することになります。ゴルフショップの棚をよく見てみてください。
レフティ用として売られているグローブは、中身を取り出すと右手用になっています。「自分は左利きだから左手用を買えばいいんだな」と勘違いして、左手用を買ってしまうと、練習場で袋を開けたときに「あ、これじゃ打てない!」となってしまうので注意してくださいね。
なぜ片手だけなのか?
もちろん、両手にグローブをするプレイヤーもいますが、基本が片手なのは「感覚の鋭さ」と「グリップ力」のバランスをとるためです。リードする側の手(右打ちなら左手)は、スイング中にクラブが暴れないようにしっかりと保持する必要があります。
一方で、利き手(右打ちなら右手)は、繊細なフェースコントロールや距離感を司るため、素手の感覚を大事にする人が多いんです。この左右の役割の違いを理解しておくと、クラブを握ったときのしっくりくる感覚がどちらにあるかによって、自分の適正な打ち方を見極めるヒントにもなりますよ。
グローブ購入時のチェックポイント
- 右打ちの人 → 「左手用」を購入
- 左打ちの人 → 「右手用(レフティ用)」を購入



最近は「両手用」も増えていますが、基本は利き手と逆であることを覚えておきましょう。
ロフト角が小さいパターの形状を正確に判断する方法
パターはゴルフの中で最も個性が分かれるクラブですが、実は見分け方が一番難しい部類でもあります。というのも、パターはボールを高く上げる必要がないため、フェース面の角度(ロフト角)が非常に小さく(通常3〜4度程度)、パッと見では垂直な鉄の板のように見えるからです。
しかし、ここでも「シャフトに対してヘッドがどちら側にあるか」という原則は変わりません。
さらにパター特有の見分け方として、注目すべきなのが「オフセット」と呼ばれる形状です。これは、シャフトの延長線よりもフェースがどの程度後ろ(プレイヤー側)に引っ込んでいるかを示すものです。右利き用のパターであれば、右打ちの構えをしたときにフェースが右側にオフセットされています。
このネックの曲がり具合をよく観察すると、どちらの方向にストロークするために設計されているかが一目瞭然です。また、パターには左右兼用の「キャッシュインタイプ(センターシャフト)」という特殊なモデルも存在しますが、多くのマレット型やピン型は厳格に左右が分かれています。
パッティングの視覚的整合性
なぜ左右を間違えてはいけないかというと、パターは「視覚的な感覚」がすべてだからです。右利き用のパターを無理やり左で構えると、フェースの向きが歪んで見え、ターゲットに対して真っ直ぐ構えることが物理的に不可能になります。パッティングの精度は、機材が自分の利き手に正しく適合していることから始まります。
なんとなく構えにくいなと感じたら、それは技術のせいではなく、単に左右が逆のパターを手に取っているだけかもしれません。中古ショップでパターを探すときは、ぜひソールを地面にピタッとつけて、自分が狙いたい方向にフェースが向くかを確認してみてくださいね。
パターの左右を見分ける際は、「フェースがどちらの足を向いているか」も指標になります。



右打ち用なら、構えたときにフェースが自分の左足を指す形になるはずです。
専門的なゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方
さて、ここからはさらに専門的な視点で、ゴルフクラブの左右の違いがスイングや調整機能にどのような影響を与えるのかを深掘りしていきます。単なる見た目の違いを超えた、バイオメカニクスや技術仕様の世界を覗いてみましょう。
これを知っていれば、道具選びの失敗を完全に防げるようになりますよ。
- 可変式スリーブの構造や調整機能における挙動の逆転
- 利き目がスイングの捻転やアドレスに及ぼす影響
- パターのネック形状と利き目の相性による最適な選択
- レフティが抱える機材調達の制約とコース設計の課題
- ゴルフにおける利き手と利き足の役割と踏み込みの力学
- 【総括】ゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方
可変式スリーブの構造や調整機能における挙動の逆転


現代のドライバー選びで欠かせないのが、いわゆる「カチャカチャ」と呼ばれる可変式スリーブです。この小さなパーツが、実は左右の識別において最も落とし穴になりやすいポイントなんです。
多くのメーカー(PING、タイトリスト、キャロウェイなど)では、右利き用と左利き用で同じスリーブの形状を採用していますが、その内部の角度設定が「鏡合わせ(ミラーリング)」の状態になっています。
具体的に何が起きるのかというと、右利き用のスリーブを左利き用のヘッドに装着して(あるいはその逆で)使用した場合、スリーブに刻印されている目盛りと、実際に起きるヘッドの挙動が完全に逆転してしまうんです。
例えば、スリーブの目盛りを「+1.0(ロフトを1度増やす)」に設定したとします。本来なら球が上がりやすくなるはずですが、左右が逆のスリーブを使っていると、実際にはロフトが1度減り、弾道が低くなってしまいます。これは、スリーブ内部でシャフトが傾く方向が、左右で180度異なるために起こる現象です。
メーカー別の対応例
例えば、タイトリストのSureFit® ホーゼルシステムでは、右打ち用と左打ち用で標準(ニュートラル)のポジション自体が異なります。右打ちは「A-1」が標準ですが、左打ちは「D-4」が標準といった具合です。この設定ミスは、自分ではなかなか気づきにくいものです。
中古でシャフトだけを単品購入して、手持ちのヘッドに装着しようと考えている方は、そのスリーブがどちらの手用として組まれたものなのかを確認することが不可欠です。不安な場合は、メーカーが公開している調整チャートを確認することをお勧めします。
物理的に刺さる(装着できる)からといって、正しく機能しているとは限りません。



特に、レフティの方が右打ち用のカスタムシャフトを流用する際は、ロフトやライ角の調整結果が逆になることを、念頭に置いておきましょう。
(出典:PING公式サイト『G430ドライバー 弾道調整機能について』)
利き目がスイングの捻転やアドレスに及ぼす影響
右利きだから右打ちという選択は一般的ですが、実はそれ以上にスイングの質を左右するのが「利き目(優位眼)」の存在です。人間には、視覚情報を優先的に処理する方の目があり、これがアドレス(構え)やターゲットの捉え方に無意識の影響を及ぼしているんですね。
ゴルフというスポーツは横を向いてボールを打つため、どちらの目でボールを見ているかが非常に重要になります。
例えば、日本人の多くを占める「右打ち・右目利き」のプレイヤーを考えてみましょう。このタイプは、アドレスでボールをしっかり見ようとすると、右目で捉えるために無意識に顔がターゲット側(左側)を向いてしまいがちです。
これが原因で、構えた時点で左肩が開いてしまい、結果として「アウトサイドイン」の軌道になりやすく、スライスに悩まされるケースが非常に多いんです。逆に、バックスイングでは顔の回転に伴ってボールが視界から消えやすいため、十分な捻転ができずに浅いトップになってしまうというリスクもあります。
「左目利き」が持つゴルフの優位性
一方で、右打ちでありながら「利き目が左」という人は、ゴルフにおいて生理学的なアドバンテージを持っていると言われます。左目でボールを捉えるため、アドレスで顔がターゲットを向きすぎず、肩のラインをスクエアに保ちやすいんです。
また、インパクトの瞬間までしっかりボールを視界に入れ続けられるため、「ビハインド・ザ・ボール(頭がボールより後ろに残る状態)」を維持しやすく、力強いドローボールを打ちやすい傾向にあります。
自分がどちらの利き目なのかを知ることで、無理に右打ちを続けるべきか、あるいはアドレスの向きをどう修正すべきかの明確な指針が得られます。
道具を選ぶ前に、まずは自分の「目」の特性をチェックしてみるのが、上達への隠れた近道ですよ。



両手で小さな輪を作り、遠くの対象物をその中に入れます。片目ずつ閉じてみて、対象物が輪の中からズレない方の目があなたの「利き目」です。
パターのネック形状と利き目の相性による最適な選択


パッティングにおいて、どちらの手で打つかと同じくらいパフォーマンスを左右するのが、パターのネック形状と利き目の相性です。パターのネックには、クランクネック、スラントネック、センターシャフトなど様々な形がありますが、これらは単なる見た目の好みではなく、脳が捉える「直線の感覚」を補正するための役割を担っています。
例えば、利き目が左のプレイヤーは、ボールを真上から捉える感覚が強いため、フェースがシャフトより後ろにある「クランクネック」や「グースネック」のようにオフセット(引っ込み)がある形状と相性が良いです。これにより、視覚的にハンドファーストの形を作りやすく、インパクトでフェースがスクエアに戻りやすくなります。
一方で、利き目が右のプレイヤーは、ボールを少し右側から覗き込むような視点になるため、オフセットのない「センターシャフト」や「ストレートネック」の方が、ターゲットに対して真っ直ぐにラインを引きやすいという特性があります。
パター選びの評価基準
もし、あなたがショートパットがどうしても右に抜けるとか、真っ直ぐ構えているつもりなのに人からズレていると指摘されるといった悩みを抱えているなら、それは利き手とパターのネック形状が視覚的に喧嘩をしている可能性があります。
左右の識別ができていることは大前提として、さらに自分の利き目に合ったネックを選ぶことで、劇的にカップインの確率が上がります。
| ネック形状 | 推奨される利き目 | 視覚的なメリット |
|---|---|---|
| クランクネック | 左目利き | ボールが左足寄りにある感覚で捉えやすい |
| センターシャフト | 右目利き | 芯とシャフトが一致し、直感的に打ち出せる |
| スラントネック | 両対応(汎用) | 程よいオフセットで、アークを描くストロークに最適 |



「自分にとっての真っ直ぐ」が、実は機材の形状によって歪められていないか、一度疑ってみる価値はありますよ。
レフティが抱える機材調達の制約とコース設計の課題
左打ち(レフティ)を選択したゴルファーが避けて通れないのが、市場環境やゴルフ場における物理的な制約です。残念ながら、現在のゴルフ業界は圧倒的な「右打ち優先」の構造になっています。
まず機材の調達において、主要メーカーの最新モデルであっても、レフティ用はラインナップから外されていたり、選べるロフト角やシャフトの種類が右打ち用の、半分以下だったりすることがよくあります。
これにより、レフティは自分に最適なスペックを見つけるために、右打ちの数倍の労力と、時には割高なカスタム費用を支払わなければならない現実があります。
また、練習場やコース設計においても不利な点が見受けられます。多くのゴルフ練習場では、レフティ用の打席は端の数席に限られており、右打ちのプレイヤーと「向かい合わせ」になる配置が一般的です。これは視線の交錯による心理的なプレッシャーを生みやすく、初心者が練習に集中しにくい要因にもなっています。
さらに、日本のコース設計の多くは「右打ちのスライサー」がOBになりにくいように、右側を広く、左側を厳しく(崖や池など)設計する傾向があります。つまり、レフティが同じスライス(左に曲がるミス)を犯した場合、右打ちの人よりも致命的なスコア悪化につながりやすいのです。
レフティとしての生き残り戦略
こうした環境的なハンデを乗り越えるためには、まず「情報の少なさを自覚すること」が大切です。レッスン動画や教本もそのほとんどが右打ち前提で作られているため、レフティの方は頭の中で情報を左右反転させる処理が求められます。
最近では動画を反転させて再生するアプリなどもあるので、そうしたツールを活用して、自分にとって正しい動きを視覚的にインプットする工夫が必要です。制約が多いからこそ、道具選び一つとってもなんとなくではなく、深い知識を持って選択する。その姿勢が、結果として右打ちのプレイヤーよりも高い技術習得につながることも少なくありません。
レフティは、「選ばれし少数派」とも言えます。



機材が少ない分、一本のクラブを大切に使い込む傾向があり、それが職人のような安定したショットを生むことも多いんですよ。
ゴルフにおける利き手と利き足の役割と踏み込みの力学
最後に、スイングにおける身体の左右の役割について考えてみましょう。ゴルフクラブの右用・左用を選ぶ際、単に箸を持つ手がどちらかだけで決めるのは少しもったいないかもしれません。ゴルフスイングは全身運動であり、左右の腕や足が全く異なる仕事を分担しているからです。
右打ちの場合、スイングをリードし、安定した軌道を作るのは「左腕(進行方向側の腕)」です。一方で、ボールを叩くパワーを生み出し、飛距離を稼ぐのは「右腕(後ろ側の腕)」の役割。ここで興味深いのが、左利きだけど右打ちをする(左利きの右打ち)プレイヤーの存在です。
彼らはリード腕である左腕のコントロール能力が天然で高いため、スイングが安定しやすいという大きな武器を持っています。もし、あなたが左利きで、これからゴルフを始めるなら、あえて右打ちを選択することで、この「リード腕の優位性」を活かすという戦略も大いにアリなのです。
「踏み込み」における左右の力学
また、足元の「踏み込み」についても左右で役割が違います。飛距離を出すためには、トップからの切り返しで左足(左打ちなら右足)を力強く踏み込み、地面からの反動を利用する必要があります。
このとき、利き足が踏み込み側にあると、より爆発的なパワーを生み出すことが可能です。トッププロの中にも、自分の身体特性に合わせてヒールアップ(かかとを浮かせる)で大きく体重移動をするタイプや、ベタ足で回転の安定性を重視するタイプが分かれています。
| スタイル | メリット | 向いている人 |
|---|---|---|
| ヒールアップ | 大きな体重移動による飛距離アップ | 身体が硬めの人、飛ばしたい人 |
| ベタ足 | 軸がぶれず、ミート率が安定する | 方向性を重視したい人、初心者 |



自分がどちらの足を軸に使いやすいか、どちらの手でリードしやすいかを理解した上でクラブの左右を決定することは、上達のスピードを劇的に加速させる要因になります。
【総括】ゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方


ここまで、ゴルフクラブの右利きと左利きの見分け方について、見た目の物理的な特徴から、最新の調整機能、さらには身体のバイオメカニクスにいたるまで、かなり詳しく解説してきました。
最初は面がどちらを向いているかという単純なところからスタートしましたが、実はその裏には、可変式スリーブの挙動が逆転する技術的な仕様や、利き目がアドレスに及ぼす影響といった、ゴルフをより深く楽しむためのエッセンスが詰まっていることがお分かりいただけたかと思います。
特にレフティの方は、市場やコース設計といった外部環境の制約があるからこそ、今回お伝えしたような「正確な知識」を持つことが、自分に最適な一本を賢く選び、右打ちのプレイヤーに負けないスコアを出すための最大の武器になります。
一方で、右打ちの方も、自分の利き目がどちらにあるかを知るだけで、長年のスライスの悩みが解消されるきっかけになるかもしれません。ゴルフは道具と身体が密接に関わるスポーツ。だからこそ、まずは自分が手にしているその一本が、自分の身体の特性と正しく向き合っているのかを、この記事の内容を参考に再確認してみてください。
なお、スリーブの互換性や最新モデルの詳細なスペックについては、個別のケースで異なる場合もあるため、最終的には必ず各メーカーの公式サイトを確認するか、信頼できるゴルフショップのスタッフの方に相談するようにしてください。
自分にぴったりのクラブを見つけて、思い描いた通りの弾道が飛んでいく快感は、ゴルフにおける何物にも代えがたい喜びです。次は、あなたが自信を持って選んだ相棒とともに、最高のラウンドを楽しんでくださいね!
自分に合うクラブの重さやバランス、ライ角の調整なども含めて検討すると、さらにゴルフが楽しくなりますよ。



ぜひ、お近くのフィッティングスタジオなども活用してみてください!
【参考】
>>ゴルフクラブ用の段ボールはもらえるのか?入手方法や梱包のコツとは
>>ゴルフクラブのマジェスティはなぜ高い?価値の理由と魅力を徹底解説
>>ゴルフクラブセッティングで90切りに必要な選び方のコツと戦略!
>>ゴルフクラブのガラスコーティングを自分で!効果や失敗しない方法
>>ゴルフの重量フローを気にしない!賢いセッティングと無視する基準
>>ゴルフグリップの掃除にパーツクリーナーはNG?正しい手入れ方法
>>ゴルフクラブ発送を100均で格安に!段ボール自作と梱包のコツとは








